オフロードにおけるウエストベルトの役割とは？
バイク走行を安全かつ快適にしていくためには、いろいろな装備が必要となってきます。
一般的なライダー向けの装備と言えば、ブーツやニーパッド、グローブなどプロテクター入りのアイテムがあります。
こうした装備はオンロードでもオフロードでも着用しているライダーが多いものです。
オフロードでは、こうした基本的な装備に加えて、さらに身を守るための装備が必要となります。
その代表ともいえるのがウエストベルトです。
これは腰に装着するベルトのことで、コルセットのようなものです。
このウエストベルトは、腰にかかる負担を軽減して腰痛やショックによるケガなどを防止する役割を果たします。
やはり、オフロードでは体全体を使ってバイクをコントロールする局面が大きくなります。
腕だけではマシンを抑えられないことが多いので、上半身をひねったり脚でボディーを押さえたりしてコントロールしていくのです。
そうなると、腰に大きな力がかかったり、無理な姿勢を取ってしまったりすることも多くなります。
そのため、実際にダート道などを走っている時には気付かないかもしれませんが、走行が終わってバイクを降りると、腰が重く感じたり痛みを覚えたりすることもあります。
腰が悪くなってしまうとその後のバイク人生に悪影響を与えますので、しっかりと腰を守らないといけません。
オフロード走行用のウエストベルトは、ストレッチ性の強い素材でしっかりと腰を固定すると共に、硬めの素材が入っていてサポートしてくれます。
また、通常のコルセットよりもスリムになっているので、激しい動きをしても圧迫感が少なく、スムーズに上下左右の動きを取れる工夫がされているものも多く見られます。
おすすめのウエストベルトについて
おすすめのウエストベルトとしては、まず「DFG アクシスライディングベルト」があります。
DFGはライダー用の装備開発に強みを持っていて、ライダーのフィードバックを得て、実用的なアイテムを販売しているメーカーです。
このベルトは、6本のステーが入っていてしっかりと腰回りを固定してくれます。
「RIDE-IT」カーブという独特の形状をしているため、ライディングポジションを取った時に腰に密着してずれることなく装着できます。
ストレッチ性のある素材を随所に使っているため、脱着も簡単で蒸れも防止できます。
「リアッド キドニー3DF 3.5ベルト」もおすすめです。
3DFというプロテクション機能の規格に基づいたパッドが入っているのが特徴で、しっかりとした素材で腰を守ってくれます。
衝撃吸収能力が高いのが強みで、万が一の転倒時にも腰にかかる衝撃を抑えてケガを防止してくれます。
安全性という面では非常に高性能で、ハードな走行をする方におすすめです。