オフロードを走行する場合、プロテクターは必ず装着しましょう。
オフロードでは滑る・転ぶは当たり前なので、体を守るものが必要です。
競争相手が転倒して巻き添えを食らうこともあります。
バイクは壊れても買い替えられますが、自分のカラダを壊してしまったら二度とバイクに乗れなくなるかもしれません。
繰り返しますが、プロテクターは事故を軽減するためにも装着しましょう。
プロテクターの種類
プロテクターにはハードタイプとソフトタイプの2種類に大別できます。
ハードタイプはプラスチックできた硬い素材とクッション材を使用したもので耐衝撃性能に優れますが、動きにくかったりします。
ソフトタイプはウレタンやEVA素材などの比較的柔らかい素材でできています。軽量でフィット感がメリットです。
それぞれメリット・デメリットがありますので、試着するなど比較検討してから購入するようにしてください。
プロテクターの選び方
競技者が装着しているようなプロテクターは高価ですが、自分で楽しむ分には色々代用できます。
プロテクターはオフロード用にこだわらず、オンロード用やスケート用でもかまいません。
要は転倒した時に体を守れればいいのです。
ウエアにプロテクターが装着されていないなら、肘を守るエルボーガードと膝を守るニーシンガードをまずは用意しましょう。
選ぶポイントとして関節部のみを保護する短いものではなく、前腕やすねを守るロングタイプを選びます。
予算に余裕があるならスネを守るニーブレースや前腕を守るエルボーガード付プロテクターをおすすめします。
転倒すると骨折もですが、じん帯を損傷する恐れがあるためです。
次に脊椎部のプロテクターもあると安心です。頑丈であることは重要ですが、動きにくいとライディングの邪魔になるので、運動性も重視しましょう。
胸部用のプロテクターには、ブレストガードと呼ばれるアウター型とジャージの下に装着するインナータイプがあります。
飛び石を考えるとハードタイプのアウター型がいいでしょう。