オフロードヘルメット(オフヘル)とは、その名の通りオフロードに特化したヘルメットのことです。オフヘルが通常のヘルメットと異なるのは主に2点。巻き上げた土や砂から顔を守るバイザーと、アゴ周りを分厚く守るチンガードがついているところです。
また、ハードなスポーツという特性上、内装は取り外しができ、洗って清潔に保てるものがほとんどです。
規格・認定をクリアして安全を担保してくれる機能もさることながら、クールでスポーティーな外見が好きという人も多く、ファッションとしても楽しめるのがオフヘルの魅力。
ここでは特に「重さ」という点にフォーカスしてブランドを厳選してご紹介します。
日常的に使うなら「シールドあり」タイプ
公道を走ることも想定しているヘルメットには「シールド」が装備されています。眼鏡をかけている人がゴーグルを使うと、眼鏡が食い込んで違和感を覚えることもあるので、ライディング時に眼鏡をかける方はシールドありタイプを検討しても良いでしょう。
TOUR-CROSS3(Arai)
オン・オフ共に快適なライディングができる、MFJ公認のオフロードヘルメットです。換気を担うベンチレーションが充実しているので、蒸れにくいのが特徴。SNELL規格を通っているため純粋な重量では軽いと言えませんが、重心が絶妙で重さを感じにくい仕様が嬉しいポイントです。
長時間のライディングだと重さが気になるかもしれませんが、オフロードで楽しむ分には問題ないでしょう。シールドは外せるので、ゴーグルとの併用も可能です。
オフロードメインの「シールドなし」タイプ
動きが激しいモトクロスなどを想定したヘルメットはシールドがなく、ゴーグル着用が前提です。その理由は、汗や呼吸でシールドがすぐに曇ってしまうから。曇りはライディングにおいて危険なので、曇りが気になる方はピンロックシートの装着や曇り止めスプレーを塗っておくのが良いでしょう。
ZEALOT MadJumper2 CARBON HYBRID(GODBLINC)
MFJ公認の本格派、レース対応のヘルメットです。 カーボン+FRP(繊維強化プラスチック)で軽さを追求しており、重さは約1,100gとオフロードヘルメットの中では軽め。
前モデルよりもゴーグルベルトがズレにくいデザインで、MadJumper2からはツーリングで便利なインカム対応スピーカーホールが追加されました。