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初心者必見!モトクロス体験オフロードバイクに乗ろう

バイクと人の写真

舗装された道なんて走ったことがないし、オフロード用のバイクも持っていないし、なんなら免許すら持っていない…という方でも楽しめるのがオフロードの魅力です。

手ぶらでオフロード体験

自前のバイクを持っていない方は、まずバイクのレンタルを行っているコースに足を運んでみてください。ウェアやプロテクターは自前のものが必要になったり、予約が埋まってしまって借りられないケースもあるので、早めに相談・確認を取っておくことをお勧めします。

下記は、バイクレンタルができるオフロードコースの一覧です。

  • スポーツランドSUGO(宮城)
  • ツインリンクもてぎ(栃木)
  • ホリー・スピードウェー・トラック(茨城)
  • オフロードヴィレッジ(埼玉)
  • オフロードランド美杉(三重)
  • ウッズモータースポーツランド(奈良)
  • チキンランド(京都)
  • HSR九州(熊本)

オフロードを走るバイクの種類

どのような基準でオフロードバイクを購入するかについては、バイクの使用用途によって異なります。

公道も走りたいのであればトレールバイク(デュアルパーパス)、慣れてきて本格的にレースに出場するのであればレーサーバイクを視野に入れて検討するのも良いでしょう。

トレールバイク(デュアルパーパス)

デュアルパーパスが持つ「2つの用途」という名前は、オンロードとオフロードのことを指します。 その名の通り公道もオフロードも走行できるバイクのことで、一般に「オフ車」と呼ばれるものがトレールバイクです。「初心者がオフロードで遊ぶならセローがおすすめ」とよく聞きますが、セローはデュアルパーパスのトレールバイクに属します。

公道を走れる都合上、速さはレーサーバイクよりも劣りますが、耐久力が高くて実用的な車種です。初心者に向いていますが中~上級者に不足があるわけでは決してなく、使いこなせばオフロードレースで上位に食い込むことも十分に可能です。

公道で走りたいし、レースにも出てみたいという方は、オン・オフを両立できるデュアルパーパス系がおすすめです。

モトクロッサー

モトクロスコースで勝つためだけに作られた、速さを求める「レーサー」です。純粋な速さを追求するならモトクロッサー一択でしょう。

ただし速度を求めるレース用バイクのため、車体を軽くするため灯火・計器類がありません。一部車種を除いて公道を走れないため、バイクを載せる車(トランポ)を用意して、コースに持ち込んで走行する必要があります。

バイクの中では最高位の速度を誇りますが、一般的にエンジンの性能が上がるほどバイクそのものの耐久性は落ちてしまうものです。モトクロッサーは定期的にメンテナンスをしなければならず、一般のバイクよりも維持費がかかります。

エンデュロレーサー

こちらも「レーサー」と呼ばれる種類で、エンデューロレースに出場することが目的の車種です。モトクロッサーの性能をあえて落として(デチューン)おり、そのぶん耐久性が上がっています。モトクロッサーよりもマイルドで扱いやすいレーサーバイクです。

夜間レースを想定してヘッドライトや走行距離計などが実装されているものもあります。こちらもレース用であるため、一般的に公道は走行できません。

本格的に楽しむならトランポを使おう

モトクロスやエンデューロやサーキットを本格的に楽しみたくて、かつ軍資金があるならバイクを運ぶトランポ(トランスポーター)も購入しておきたいところ。

自走だと公道を走るためのナンバープレートがどうしても必要ですが、トランポに載せて運ぶのであればナンバープレートが付いていなくても問題はありません。レースに使うモトクロッサーやエンデューロレーサーは基本的に公道を走れませんから、運ぶにはトランポが必須です。

また、自走だと「もし怪我したりバイクが壊れたりしたら…」と気になってライディングに集中できないこともあります。レースに参加する予定なら、なおさら自走は避けたほうが無難でしょう。万が一怪我をしたりバイクが壊れたりしたとき、車がないと身動きが取れなくなるからです。

初めのうちは軽トラレンタルで十分ですが、必要性を感じたら購入するとバイクの楽しみ方の幅が広がります。トランポの定番はハイエースといわれていますが、ハイエースは維持費がかさむため、軽トラやサンバーあたりでも十分です。