キドニーガードは内蔵を揺らさないためのアイテム
キドニーガードは走行中に内臓が揺れないようにするために必要ですので、背中の部分もラバー製のものとプラスチック製のものと2種類存在します。
基本的には背中もラバー製のもので問題はありませんが、ウィリーの練習をしたいのであれば、転倒時のことも考えて背中もプラスチック製のものをチョイスしましょう。
背中への衝撃は想像以上にダメージが大きく、後遺症が長く続いてしまいます。
背中から転倒する恐れのある練習をするなら、プラスチック製、そうでないならラバー製と使い分けましょう。
キドニーガードはなぜ必要?
オフロードコースは不安な道ですので、走行で内蔵が揺れてしまいます。
キドニーガードはベテランも装着する必須アイテムですので、必ず装着するようにしましょう。
内蔵のゆれはレースのあとの胃もたれ、食欲不全に繋がってしまいます。
激しいライディングはその分体が大きく揺れますので、内臓もお思いっきり揺れている状態です。
この内蔵の揺れはちょっとした胃もたれだけではなく、内蔵加水や胃腸障害の原因ともなってしまいます。
キドニーガードによる固定は、こうした内蔵を安定させ、体を守るためにも必要なのです。
キドニーガードの役割
キドニーガードの主な役割は、内蔵を固定し安定させるために使用します。
そしてキドニーガードは内蔵をゆれないようにするだけではなく、体感が揺れないよう安定させる役割もありますので、不安定な道なりでも安定した走行が可能となります。
背中部分がプラスチック製のキドニーガードの場合、背中からの転倒によるダメージを軽減させる役割もあります。
背中からの転倒の可能性をともなうウィリーなど激しい練習をするのであれば、多少動きにくくてもプラスチック製のキドニーガードを使用するようにしましょう。
腰部分の細かい振動を吸収してくれるキドニーガードは、ベテランライダーも装着をしています。
細かい振動を軽減できれば、安定した安全走行が可能となりますので、しっかりと装着するようにしましょう。
装具に困ったらいろいろな人の意見を聞いてみよう
内蔵の振動を防ぎ、安定した走行のために必要なキドニーガードは、ベテランライダーも使う必須アイテムです。
実際どこのメーカーのどういったものが適切なのか判断に迷ってしまうのであれば、実際にモトクロスレースをしている人に聞いてみるというのも良いでしょう。
とくに装具、バイク一式を貸し出してレッスンをしてくれるようなモトクロスコースであれば、実際に装着した上で何がいいか相談することが可能です。
装着してみた自分にとって良さそうなものを使ってみることもできますので、初心者のうちはこうした施設を活用してみるのもおすすめです。
いろいろな意見を聞いて、自分にあったキドニーガードを探しましょう。