トランポとはなんのことなのか？
トランポとは「トランスポーター」の略称、つまりバイクを運搬するためのものです。
より広い意味では船や飛行機なども含まれますが、一般的には自動車のことを言います。
どうしてトランポが必要なのか？バイクを運転して移動すればいいじゃないか？という意見もあるでしょう。
ただ遠距離の移動ともなると、ずっとバイクに乗り続けているのはけっこう辛いものです。
またオフロードバイクの場合、まずオフロードでの走行が楽しめる場所まで移動する必要も出てくるでしょう。
あるいはレースに参加する際には、当然レース場までレースで使うバイクに乗っていくというわけにはいかなくなります。
そのほかにも、キャンプなどアウトドアのレジャーでもトランポが重宝します。
移動の基本は車、でも行く先々でバイクも楽しみたい、といったときにトランポでバイクを持ち歩くわけです。
こうして見ても、トランポはアウトドア派のライダーにとって有用性が高い存在と言えるでしょう。
トランポの選び方
トランポの選び方にはいくつかのポイントがあります。
まず大前提として「バイクを快適に収納・輸送できる」ことが大事です。
しかもこの点は、トランポをどのようなシチュエーションで使用するかによって選び方が異なってきます。
例えば一人で移動・使用する場合と、友人や家族と一緒に乗る場合とでは、トランポに求められるスペースに大きな違いが出てきます。
とくにキャンプや旅行のためにバイクを持っていく場合、ほかにもさまざまな荷物を収納する必要が出てきますから、それに合わせたトランポを選ぶことになります。
この点に関してはもうひとつ、「自宅のガレージや駐車場に置けるか」もポイントになってくるでしょう。
とくに自宅のガレージに収納する場合には、トランポそのもののサイズも選ぶ際の重要なポイントになってくるでしょう。
単に置けるかどうかだけでなく、トランポそのものの出し入れ、さらにバイクや荷物をトランポに収納しやすいかなども考慮する必要が出てきます。
それから意外と見過ごされがちなのが、「2WDと4WDのどちらにするか」です。
例えばオフロードバイクを走らせたい、あるいはモトクロスのレースに参加する機会が多い場合には山奥など車が移動しづらい場所までバイクを運搬する必要も出てきます。
そんな時には、4WDの方が適しています。
あるいは雪が降る地域でバイクに乗らずに輸送する機会が多い場合なども4WDの方が向いています。
そしてもうひとつ、「日常生活でどれぐらい使う機会があるか」です。
トランポはバイク以上に高くつく乗り物になることも多く、コストに見合った用途があるかどうかも重要です。
つまりバイクを運ぶ以外にどれだけ使用する機会があるか、日常の足として、あるいはバイクを輸送しない旅行やキャンプなどの使用にも適しているかどうかなども確認したうえで選んでいきたいところです。